サービス付き高齢者向け住宅・サ高住とは?
サ高住のお役立ちガイド。サービス付き高齢者向け住宅についての基礎知識を解説しています。
高齢者用の施設や賃貸住宅にはさまざまな種類があり、初めての方には「有料老人ホームとの違いが分からない」などよくお聞きします。こちらのページではサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)がどういう施設なのかをご紹介します。
サービス付き高齢者向け住宅とは?介護や日常生活も不安を抱く高齢者を対象とした賃貸住宅です。最低限、安否確認と生活相談サービスの提供をしているなど高齢者向けのサービスをセットにした賃貸住宅で、「サ高住(さこうじゅう)」とも呼ばれています。これまであった高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)、高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)の3施設は廃止され、サービス付き高齢者向け住宅の一本化となり、ハード面の基準や提供サービスについての基準が明確となりました。具体的には、ハード面は原則として25㎡以上(一部の条件では18㎡以上)、バリアフリー構造は義務づけられています。サービス面は安否確認と生活相談の2つが最低でも提供され、日中は介護福祉士やホームヘルパーといったケアの専門家が常駐しています。このように危険や不便が少ないハード面の安心、高齢者だからこそ必要なサービスを充実させたソフト面の安心、更に地方公共団体が登録、指導・監督を行うという安心と多くの「安心」をそなえている事がサービス付き高齢者向け賃貸住宅(サ高住)の特徴です。ただ福祉施設ではなくあくまで賃貸住宅のため、事業者にはかなりの自由が認められているため事業者(物件)により一定基準を満たしただけの物件から色々なサービスが付いている物件もありますので、気になる物件がある場合にはご自身で確認しましょう。
入居対象者の条件
単身の高齢者もしくは夫婦のみの世帯
※入居条件は事業者により異なりますので必ずご自身でご確認ください。
費用について
家賃、共益費、管理費、食費、その他雑費
※提供されるサービス内容や費用は、事業者により異なりますので必ずご自身でご確認ください。
※介護保険サービスを利用した場合、そのサービス費の1割が別途必要となります。
お申し込みについて
事業者ごとに異なりますので申し込み、お問い合わせは直接事業者へ。